笹倉鉄平『印象・オンフルール』2026年2月上旬リリース作品(ジクレー・版画)
『印象・オンフルール』 画家となって35年の月日が流れた今、 もう一度、描きたい風景があった―― フランス、パリから北西に約200キロ、 セーヌの河口に位置する町、オンフルール。 印象派を代表する画家のモネが、18才の頃から ここ出身の画家ブータンに学んでいたり、 ピサロやシニャックら多くの画家が描いていたり・・・と、 フランス印象派との縁がとても深い港町だ。 若い頃から、印象派の画家たちが生み出す ‟光の表現‟ に魅せられていた私は、 これまでに幾度か来訪し、多くの絵を描いてきた。 * * * そんな町を久しぶりに訪ねてみると・・・ 以前よりも旅人の数は増え、行き交う人も多くなっていたが、 活気にあふれ、むしろ人のぬくもりを感じることが出来た。 かつての自分よりも、様々な経験を経た現在、 長い時間、港を眺めていて一番心惹かれたのは・・・ 大勢の人が、それぞれに“今”を楽しんでいる姿とその空気だった。 たくさんの笑顔や、そこに生まれる小さな幸せ、 柔らかく包み照らし出す「光」を、描きたいと思った。 アトリエで長い時間をかけて筆を進めてゆくうちに、 全体の色味は現実からは離れ、人の体温やぬくもりを感じるような、 肌の色に近いベージュ系の色調へと徐々に変わっていった。 笹倉鉄平 “笹倉鉄平作品一覧”の頁に戻る
(C)All of Art TEPPEI SASAKURAこのホームページで使用している作品画像については 笹倉鉄平作品の版元(株式会社笹倉鉄平オフィス)より掲載の許可を得ております。 画像・文章の転載、引用はお控え下さいませ (笹倉鉄平オフィシャルHP http://www.teppei.net/)